昔、私は先生に教えられた

水彩絵を描くときは点描で描くといい

そう教えられた




思い返せばたくさんいる生徒に教える先生

先生も一人の人



点描は一つの手段でしかなく

色んな描き方があって



自由に思いのままに描いて良かったはずだ

自分のルールが正解

自分のルール以外は間違い

というわけではないはずだ

テストの点数

評価
 
先生のルールに合わせる

正解と答え



先生のルール教育
 

いまの教育現場はどうなのかわからない


 
先生って何十何百という人間の人生の一部になる難しい立場なんだな


制御不能なものを制御可能にしようとする

心のバランスをとろうとするし

一つにまとめようとする結果

自分のルールを教えるんだろうな



ある時期

そういった結果でできたクラス

先生の言うとおりに

気に入られるように

椅子に座る生徒達にイライラしている人(先生)がいた


いまだからこその私の想像だけど


その先生は結局うまく生徒達に気持ちを伝えられず

生徒達はビクビクと怒られないように先生の目や行動を気にしてた



先生は一人の男性で抱えられる限界もある



考えるとクラス一つ

一人の親のように

育て上げるなんて無理な話だ



絵を教えてくれた先生がそのルールがいいとしたものがいまも私の思い出の一部になっている


いまはそれも一つの描き方だと知っている