話してくれなければわからない その言葉の悲しさ

この言葉を聞いたとき

私は何も答えられず

くちを開けても何も声にならなかった




発した人の反応を待っている姿勢

私自身の何も言えなくなってしまった状態

これまでの関係性での結果が

この息もできない

言葉が無駄で徒労に終わってしまう

理解されない

期待と従順さ『いい人間』を割り振られる

しんどさに

重苦しさを感じて

しまっていた



お金がないから

時間の無駄だから

皆と同じではないから



人生の成績を

やって という期待の成績を求められることで



自分が何をしたかったのか

なにが好きと素直に言えなくなってしまったのか

自分に問いかけても

どう行動し

どうすればいいのか

その根本的なことがわからず




社会は厳しいという大前提を突きつけられ続けてきて

頭は冷静に考えている中

下手な息継ぎをしながら溺れている