星空の16進数 を読み終わった
第一章は
物語を理解していく無機質な藍葉に同調していく
第二章から
ぐっと引き込まれて
物語が動き様々な感情に同調してしまう
第三章は
文章に身を任せて流されている感じだった
小説の中の登場人物の体験を感情を
体感している錯覚
読み終わったあとの余韻
自分の手で取り
この本を最後まで読んだ人にとっては
とても入り込んでしまう作品だと思う
藍葉の抱えているものに自己投影してしまった
それぞれの登場人物の見ている景色が文章で
感情と共に体験してた
読み終わったあと現実が非現実的な
どうにも言えない『ああ…』
という変な感覚に陥った
- 作者: 逸木裕
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/06/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る